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デルタフラッグアンテナ用リモート終端抵抗器を製作しました。

毎日、真夏日の連続で体にこたえますね、(;´Д`) 水分補給をしましょうね。

シエスタ氏が2012年に公開したデルタフラッグアンテナに使うリモート終端抵抗器を製作しました、Null調整のためにいちいち終端抵抗器の場所までいかなくても受信機の前で信号強度や混信局の様子を見ながら調整ができる優れものであります、その性能はこの10年間のシエスタ氏をはじめとする多くのDXerによる実践によって実証されているものです。
自分に作る事が出来るかなぁ?とちょっと自信がなかったので、資料はいただいていていたのですがそのままになっていましたが、秋ごろからの野外受信に使いたかったのと、昨年使用したK9AYアンテナはカウンターポイズ (又はアース)の展開が必要なのに対しデルタフラッグアンテナはその必要がないのでアンテナの設置時間が早そうだという理由で「一台作ってみよう!」と思い立ち製作する事を決めました。

製作したリモート終端抵抗器(上がコントローラー、下がアンテナに取り付けるユニット)
RTR03.jpeg


地方に住んでいますのでパーツ集めは通信販売に頼る事になります、資料のパーツリストを頼りにパーツ屋さんのサイトで必要なものをピックアップしていたのですがパーツの一つフォトカプラが同型のものが見当たりせん、型番の似たものがあったのでシエスタ氏にツイッターのDMを使って「このフォトカプラは使用できますか?」と質問をしたところ「違うものなので使えるかどうかは追試が必要」とのお返事がありました、そして手持ちの使えるフォトカプラを送りましょうかといっていただき、お言葉に甘えて譲っていただくこととしました、約一週間後にフォトカプラを受け取りましたが、その一週間の間にシエスタ氏は現在入手可能なフォトカプラでの追試を完了されて、無事使える事を確認されていました、半固定抵抗器の一つを違う容量のものにすると使えるそうです。流石です (;゜0゜) すごい。
フォトカプラ以外のパーツ類を注文をすませて数日後パーツがすべて整いました。

いよいよ制作に取り掛かりますが電子工作はあまりやらないので資料と自分で書いた実態配線図のようなものを見ながら組み立てます、はんだ付けは相変わらずへたくそでお芋畑のようですw
どうにかこうにか出来上がりリモート制御用のケーブルを繋いで調整の準備をととのえて電源スイッチをオン!!! 光らない、、光るはずの発光ダイオードが光りません 失敗したーーー‼
動かないーー がっくりーー‼ ( ゚Д゚)キャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!
こうなると工作初心者の私にはどうすりゃいいのーーー うぉーーー‼ であります。

ここからシエスタ氏に2日に渡っていろいろアドバイスをいただきご迷惑をかけてしまいました、結局原因はフォトカプラの入力端子への接続がプラス側とマイナス側を逆に配線していることでした、私の間違いなくやっているはずという思い込みに起因するものでした。( ;∀;)ダメじゃん

↑たったの三行で書いてますがいろいろ、もろもろありました。:(´◦ω◦`):すみません。

改めて組み直しをしてもろもろセットを完了し調整のためにスイッチON‼
光ったー 光りましたよーーー‼ 動作しましたーーー‼

動作をさせた様子


抵抗値500Ω~2kΩ可変
入力電圧 9V
リモート制御ケーブル長 25m

終端抵抗の中
RTR02.jpeg

一時はどうなる事かと思いましたが、シエスタ氏に助けて頂いて完成する事が出来ました、この場で改めてシエスタ氏に感謝申し上げます、本当にありがとうございました。
少し涼しくなったら実際の使用状態での実験・受信を楽しみたいと思っております。
(=^・^=)ノ Good DX!






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アンテナ切替器と中波用誘導結合カプラーの製作

アンテナ切替器と中波用誘導結合カプラーを作りました。

アンテナ切替器は2つのアンテナの受信状態の比較をする際にいちいちコネクターを外してアンテナを交換するのが面倒くさいのでいつか作ろうと思っていて今になってしまいました、ケース用に100円ショップでタッパーを購入、BNCコネクタを3個と2回路2接点のトグルスイッチを1個、後は配線材料を少々、受信用ですのでSWRの変化の事などはあまり考えず作りました、使ってみるとそれはそれは便利です、アンテナの切り替えに1秒と掛かりませんからとても楽ですし受信状態の変化もすぐに確認できます。
製作したアンテナ切替器
ant sw

次に中波用誘導結合カプラーです、アペックスラジオから製品が発売されていますが品切れの事が多くまた少々金額も致しますのでネットで検索してみたところ何人かの方が自作して画像をアップしていました、フェライトバーに線材を巻きケースに納めて外部アンテナを接続できるようにします、アペックスラジオさんの商品はアッテネータもついていますのでそれも真似して取り付けました、ただ中身は個人が製作したものを写真で見るしかなくアペックスラジオさんのものはもちろんその中身を見る事が出来ません、個人で製作されたものの画像を拡大してみるのですが陰になっていたり隠れていたりしましたがまあどうにかなるだろうと作ってみました、最初に作った時にケースに納めたフェライトバーはとても短くて2㎝の長さしかありませんでした、2㎝のものを5本まとめてそれに線材を巻きました、とりあえず受信はできましたがやはりフェライトバーが短いので信号が強くなるところがピンポイントになってしまいました、そのためケースの内寸いっぱいのものを入手するために再度フェライトバーを注文してやっと今回ほぼ完成となりました、ほぼというのはフェライトバーへの線材の巻き数の調整がもう少し必要と思われるからです、このあたりは自作に慣れていらっしゃるシエスタさんにアドバイスを頂きました、巻き数を増やしたり減らしたり試してみたいと思います。

製作した中波用誘導結合カプラー、形はアペックスラジオさんの製品に酷似w
mw cupl 01

中波用誘導結合カプラーとラジオ
mw cupl 02

受信状態の実験、高知県から大阪のMBSラジオを受信しました、カプラーなしでは全く聞こえませんがカプラーを近づけると大変良く聴こえます、外部アンテナとして使用しているのはYouLoopアンテナです。アッテネータはツマミを右に回すほど減衰量が大きくなります。

アペックスラジオさんの製品は少々金額がしますと最初に書きました、しかし私のような知識の乏しい人間にとってはとてもありがたい製品です、このカプラーを作ってみて思ったのはこのような適当な思い付きで作ったものでも工作初心者の私は組むのに結構時間がかかり大変でした、アペックスラジオさんのものは製品として販売するためにいろいろ思考し計算もされて完成させているのですからそれなりの値段がして当然だろうということでした。
(=^・^=)ノ良く聴こえるよ。

K9AYアンテナの給電/終端抵抗器の可変抵抗器を交換

K9AYアンテナの給電/終端抵抗器を作った時、可変抵抗器の値が500Ωと1kΩの2択だったので、手持ちに1kΩのものもあったし可変幅が広い方がいいだろうと1kΩで組み立てていたのですが使っていると可変幅が広いがゆえに細かい調整ができていない感じがしたので500Ωの可変抵抗器に取り換えました、うまく働いてくれるといいなぁ。(=^・^=)ノ

この1kΩの可変抵抗器を取り外して交換します
vr001

新しく取り付ける500Ω可変抵抗器
vr002

交換できました
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はんだ付けをして完成です
vr004

コモンモードチョーク (CMC) を作りました。

コモンモードチョークを製作しました、Totsuka DXers Circle (TDXC-Japan)の会誌 PROPAGATION No.7 (2019) にシエスタさんが執筆されている、「コモンモードチョークの製作と使い方」を参照しました、トロイダルコア FT-50-75を使用しジュンフロン線0.26mmを2本撚ってW1JR巻きにしたものです、アンテナ給電部に挿入して効果を確認したところとてもよく働いていました。

cmc 01

SDRの画像一枚目はコモンモードチョーク無し、二枚目はコモンモードチョーク有りです、一目瞭然ノイズのレベルが下がっているのがわかります。

コモンモードチョーク無し
cmc 02

コモンモードチョーク有り
cmc03

プロフィール

cuttofumwdx2020 (とーふ)

Author:cuttofumwdx2020 (とーふ)
中学生の頃始めたBCL(ラジオ放送受信)を2019年5月に再開しました、中波放送 (AMラジオ)の遠距離受信(Medium Wave DX)の沼は深くて不思議で楽しい。

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